ハンターになる方法

ハンティングをするために必要なことを説明します。

まず、日本でハンティングをするために必要なのは以下の通りです。

・狩猟免許
・狩猟者登録
・損害保険、もしくは3000万円以上の資産証明
・銃砲とその許可(罠、網の場合は不要)
・罠もしくは網(銃猟の場合は不要)
・ナイフ

以下、一つずつ説明します。

【狩猟免許】
試験と講習があります。
講習は受けなくても良いのですが、事実上受けないと試験に合格しないと思ったほうがよいです。

試験は、筆記による学科試験+身体検査+距離目測+鳥獣判定+実技による技能試験があります。

学科試験に出る問題は講習で配布される問題集から大体出題されます。
問題集自体は200ページ以上ありますが、試験に出るポイントは講習で教えてもらえますから、そこのみ押さえておけばまず大丈夫です。
実際の合格率は98%ほどでしょうか。
この学科試験で落ちる人はほとんどいません。

身体検査は屈伸ができるか、手をグーパーできるかなど、かなり簡単な内容です。

距離目測は、講習時に近くの目標にたいする距離を教えてもらえます。試験の時にはその教えてもらった距離を話すだけです。

鳥獣判定は講習の時に配られる本に鳥獣一覧がのっており、それを覚えます。
注意する点は、本には絵で載っていますが、試験時には角度の違う写真で出されることです。

最後に実技試験です。
実技は実際の猟具を使って、安全操作等が出来るかを確認されます。
銃、わな、あみによってそれぞれことなりますが、ひとつ言えることは、実技には試験用の動作があり、これは講習を受けないとわからない点です。

晴れて合格点を上回っていれば、試験後二週間ぐらいで合格通知書が郵送されてきます。

費用
試験約5500円
講習1万円

【狩猟者登録】
実際に狩猟する都道府県単位で登録が必要です。
猟友会に入ってる人はそちらで申請できます。
入ってない人は自分で直接登録先に申請することになります。

【損害保険、もしくは3000万円以上の資産証明】
猟友会に入ってる人なら共済に加入するので必要ありませんが、入ってない人は狩猟者登録するときに証明書が求められます。

【銃砲とその許可(罠、網の場合は不要)】
銃猟を行う場合、警察から許可を受けた鉄砲が必要です。

【罠もしくは網(銃猟の場合は不要)】
罠猟もしくは網猟を行う場合に必要です。

【ナイフ】
鳥獣などの解体、血抜きに必要になります。